杜仲茶とは
杜仲茶(とちゅうちゃ)とは、中国で漢方薬として広く知られている「杜仲」の葉を茶葉として飲用するものです。
中国では、古来より常用できる保健薬として用いられてきました。
日本では、葉を煎じた杜仲茶が一般的です。
冬は、煎じた杜仲茶を熱くして飲み、夏は、麦茶のかわりに、冷やして飲んだりもします。
杜仲茶は、トチュウ科の落葉主の高木の樹木の樹皮を、お茶状に乾燥させたものです。
トチュウ科の樹木の樹葉、は「互生」をする特徴があります。
芽や葉が、枝や茎にどのように付いているかによって、植物は大きく「対生」と「互生」に分けられます。
対生とは、向かい合って付いているもののことで、そうでないものを「互生」と呼びます。
杜仲茶の葉は、楕円形をしています。雌雄異株の樹木は、春に小花をつけます。
雌雄異株とは、雌花と雄花を別の株につける植物のことです。
雌花をつける個体を雌株,雄花をつける個体を雄株といいます。
身近な植物では、イチョウやヤナギ、ホウレンソウなどがこれにあたります。
それに対して、雌雄同株は、単生花をつける植物のうち,雌花と雄花を同じ株につけるものです。マツやスギ、カボチャなどが雌雄同株です。
中国では、樹皮を乾燥したものを強壮薬として服用します。
また、中国では樹皮から煮出したものを飲むこともあるようです。
日本では、杜仲の樹皮を医薬品として使用することもあります。
トチュウの樹皮は「杜仲」という生薬名があるように、医薬品として扱われ、これは腰痛、足腰の倦怠感解消、頻尿、肝機能・腎機能の強化、高血圧に効果があるとされています。
また、葉を煎じた杜仲茶は、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があるとされます。
日本で最初に杜仲茶ブーム起こったのは1970年代です。
しかしそのブームもすぐに下火になり、その後、1990年代に再びブームが訪れました。
日立造船舞鶴工場バイオ技術部が「カラダ、よろこぶ」のキャッチコピーで、缶、ペットボトル入りの杜仲茶を発売して大ヒットとなったのはご存知のとおりです。
2006年7月、テレビ番組で特集されて三たびブームがおこり、店頭やインターネットでも入手が非常に困難になるということもありました。